2018年9月26日水曜日

バッチファイルで自動バックアップ

バックアップは必要だと思うけどRAIDは大げさだし、手動でするのもあほらしい…

ということを考えていた矢先、大阪豪雨と北海道地震&ブラックアウトでこりゃバックアップは必要だとなった次第。RAIDはもうすぐPCを大幅改修する予定があるので却下。バックアップ専用ソフトだとなんかよくわからんファイルにまとめられ、このファイルだけ復元~とかできないしソフトは極力増やしたくない。

ということでwindows標準機能のみで自動バックアップを目指す。仕様は以下。

①D:\ から E:\ へフォルダ構造ごと全コピー
②PCを使っていない4:00にスリープから復帰させて差分コピー
③隠しフォルダもコピーするけど隠し属性はつけたまま
④F:\ にも普通にアクセスできる

基本的にはROBOCOPYコマンドのバッチファイルをタスクスケジューラで起動するだけ。
紆余曲折あって落ち着いたROBOCOPYのオプション構成がこちら

robocopy "D:" "E:" /log:"D:\copylog.txt" /mir /copyall /r:3 /w:3 /zb /mt:3 /xa:st /np


実際に設定していく。
まずHDDを買ってきた。


一番安かったTOSHIBA製1TB。今使ってるPCに既にDドライブとしてついてて特に不具合も出てない。動作音?そんなもんは知らん(CPUファンよりは静か)。

windows10から左下のロゴ右クリックでディスクの管理にアクセスできるようになった。
パーテーションは分けずにフォーマットしてEドライブを割り振る。いちおうDドライブとアロケーションユニットサイズは揃えた。

アクセスできるのを確認したら適当なフォルダ(Eドライブ内以外)にテキストファイルを作る。
前述のコマンドを書き込んで保存(オプションはご自由に)。ここで"D:\"とかにしない。
あと「DからE」の順番間違えると全ファイル消えるので各自環境に合わせてください。
「○○.bat」に拡張子を変更(ファイル形式表示してない人は表示のオプションで表示に切り替え)する。ここで○○をrobocopyにすると自分で自分を実行して永久ループするのでしないこと(体験談)。

ここで管理者権限でバッチファイルを実行する。130GBで3時間程度かかった。
ちゃんとコピーできていたらタスクスケジューラにバッチファイルの実行をスケジューリングする。
全般タブの「最上位の特権で実行する」にチェックを入れ忘れないこと。トリガーの設定は各自ご自由に。「新しい操作」ウィンドウの「開始」にバッチファイルのフォルダのパスを入れ忘れないよう注意。「条件」タブの「コンピューターをAC電源で使用している場合にのみタスクを開始する」はデスクトップでもチェックを外しておく「タスクを実行するためにスリープを解除する」はチェックを入れる

タスクスケジューラから実行すると終わっても実行中表示が消えなくなるので終わったら強制終了させるか、数分後にトリガーを設定して動作を確認。「前回の実行結果」は(0x1)などと出るが8以下なら問題はない(とはいえできればきっちり成功と書いてほしい)。

以上で自動バックアップが構築できた。どちらかのHDDが壊れたらバッチファイルのコピー先を交換したHDDにして書き込めば復旧できるし、間違って消したファイルも前日まであったならバックアップからコピーしてくればよろしい。

私はスマホの大量の写真もここに放り込み、デスクトップフォルダなどのライブラリも入れてしまったのでシステムディスクを変えてもHDD刺せば環境が復元できる。PC改修する前にやっておくと意外と便利かもしれない。

バックアップ、大事!!


どうでもいいけどしっくりくるPCケースが見つからない

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