2019年2月5日火曜日

Lenovo A285を購入しました

大学で使用するため購入しました。

Lenovo ThinkPad A285です。スペックなどの詳細はHPで確認してもらうとして、まずカスタムした部分と構成のポイントを説明します。
ベースは価格.comのRyzen5 2500U PROモデルです。

①メモリを8GBから16GBにグレードアップ
②SSDを256GBから180GBにグレードダウン
③ディスプレイはノングレア1920x1080(タッチパネルなし)
④日本語キーボードをバックライト付きにグレードアップ


今回私が求めていた最低条件は
・書籍などと一緒に持ち運びやすいサイズ
・日常的に持ち出すのが苦にならない重量
・長く(最低でも3年)使い続けられること
・予算12万以下
でした。特に重量についてはあらかじめ家電量販店で持ってみて1.2kgが上限と感じました。さらに希望条件として
・動画編集ができ、軽量な3Dゲームがスムーズに動作する性能
・外出先でのプログラミングや書類作成が苦にならないキーボード
・好みのデザイン

他の候補としてマウス、ドスパラといったBTOメーカーのノートやThinkPadの他モデルがありました。特に、強力なMX150を搭載し非常に軽量なASUS Zenbook 13や同じくRyzen APUを搭載する14インチモデルのA485などと迷ったすえ購入を決意しました。

まず①についてですが、私はブラウザはChoromeを愛用しています。メモリを”あるだけ食う”とか言われるChoromeですが、裏返せばメモリさえ足りていればこれ以上便利なブラウザはありません。8GBでも使えるとは思うのですが画像・動画編集もすることと、長く使うにはCPUよりメモリが先にボトルネックになるだろうという判断から贅沢しました。

②のSSDに関しては、大規模なデータはデスクトップPCに保存することにOS+αの容量としました。これでNVMeではなくSATA(どちらも端子はM.2)となってしまいますが、起動時間に関わるランダムアクセス速度はほぼ変わらないため問題なしと判断しました。

ディスプレイの選択肢には他に1366x768(タッチパネルなし)と1920x1080(タッチパネル)が選べるのですが、両者とも重量が1.2kgを超えてしまいます。また私の使用するソフトの多くがフルHDを想定して作られているための選択となります。

キーボードに関しては夜間・屋外でテザー撮影をしたい、航空機の中で使用するといった理由もありますが、ほとんど自己満足です。数千円の差ならつけておいた方が満足感が得られるかと思います。


ここからは購入後の感想となります。

まずメモリについて注文ページからは「オンボード」とだけ記載してあってデュアルチャンネルかわからなかったのですが、Passmark上から8GBx2と認識されていたのでGPUの足を引っ張るということはないと思います。またRyzen APUの強みである内蔵GPUについてもMinecraftを遊んでみて4チャンク表示で58~60で安定しており、比較的快適にプレイできました。筐体はつや消し黒と赤の組み合わせが美しく、好みにドンピシャでした。付属ソフトに関しては、ドライバーの更新などをサポートするLenovo Vantageのみで、常駐するのはパフォーマンス抑制と全力運転を切り替えるツールのみでメモリが不要なソフトに食われるといったことはありませんでした。発注から2~3週間程度かかるとの記載がありましたが13日間で到着しました。

ほとんどの点に関して満足していますが、2点だけ不満な点がありました。
まず1点目はベゼルが想像以上に広かったことです。他社最新製品の細枠ベゼルを見慣れているとかなり広く感じました。2点目は使いたかった動画編集ソフトの一つであるDaVinci Resolve 15が内蔵GPUを検出せず起動すらできなかったことです。グラフィックドライバ更新など試しましたがどうしても解決できず、結局使い慣れたAviUtlを使うことにしました。

これらの点を除けば、製品・サービスともにおおむね満足できる内容でした。今書いているこの投稿が初めての長文入力となりますが、打ちやすく疲れにくいです。A285はThinkPadの特長である頑丈さとAPUによって実現した軽量ボディ、ほぼA4用紙と同じサイズとあわせて日常的に持ち出せるまさに”ノートPC”であると感じました。