今回から部活のプロジェクトで始めたArduinoについてやっていきたいと思います。
そもそもなぜタイトルにわざわざ「部活」とつけたのか。
・同じ中高大学生の開発者さんに見てもらいたいから
・部活ではPCが選べなかったり、管理者権限がなかったり、Cドライブに保存できなかったり、と制約が多いから
・部活では予算が限られているため容易にトライ&エラーができないから
・ただ楽しむだけでなく成果発表を求められたりするから
などなど、趣味でやったり会社で開発を行うのと大きな差があるからです。
「俺もそうだー!!」という部活開発者はコメントをお願いします(笑)
このシリーズの指針は
・なるべく互換機体で安く
・新しく購入するものを減らしてないものは作る
・買うものは最低限、あるものを代用
・部活の先生よりGoogle先生
・やるからには世界を目指す
こんな感じです。
ここから第一回本編です。
まずArduinoを入手しましょう。
Amazon、Yahoo!、秋月、海外サイト、町の部品屋さん、どこでも買えます。
やはりおすすめは純正品です。出回ってる情報量が段違いです。
相場は¥3500くらいでしょうか。
ですが安く済ませたいなら断然互換品です。
今回は比較用として純正品と最安値の互換品の二種を用意しました。
↑左が互換 右が純正
台湾製です。注文から発送まで9日でした。400円台って信じられませんね、オープンソースハードウェアってすごい。
そのほかUSBケーブルBタイプケーブルが必要です(互換機についてきますがAmazonのコメントを見る限り不良品が多いそうです、本体の評価はすごく高いのに…)。
次にIDE(統合開発環境)を入手します。プログラムを書くためのソフトだと思ってください。
Arduino IDE
自分のパソコンに合わせて選んでダウンロードしてください。
ダウンロードできたら好きなフォルダに解凍してください。このソフトはフォルダごと移動すればUSB、学校等のサーバなどに入っていても動作します。
注意:パスに日本語(全角文字)が入っていると書き込みができないので英語のみのパスの場所に保存してください(フォルダ名が「アルディーノ」などはダメ)。
ドライバ(接続のためのソフト)をインストールします。
これは各機体、OSなどでも違うので各自調べてください。
また管理者権限が必要な場合もあるので顧問の先生などに協力してもらいましょう。
純正品はスイッチサイエンスさんのサイトが、上の写真の互換品はこのサイト(中でNANOとあるがCPUが同じなので同手順)がわかりやすかったです。
わたしは先に純正品のドライバをインストールした状態からのスタートだったのでもしかすると同じ手順ではできないかもしれません。その時はコメントお願いします。
Arduino IDEを開いてツール→シリアルポートと開いて認識されていることを確認します。
試しにファイル→スケッチの例→01.Basics→Blinkをクリックしてサンプルプログラムを動かしてみます。
そのままだとわかりずらいのでdelayの後の数字を適当に変更しておきます。例えば
digitalWrite(LED_BUILTIN, HIGH);
の後のdelayは点灯時間なので500にすると500ms=0.5秒点灯します。
変更したら右矢印のマークの「マイコンボードに書き込む」をクリックして本体にインストール。
本体のLEDがついたり消えたりを繰り返したら成功です。
今回はここまでです。次回からはサーボモータを使っていきたいと思います。
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